なぜカナダからメキシコに引っ越したのか

永住権を目指して5年いたカナダを離れて、家族5人でメキシコに移った理由。ビザ、コスト、子育て、気候、そして「環境を選ぶ」という考え方。

#海外移住#家族#メキシコ

2024年8月に、家族5人でカナダからメキシコに引っ越しました。 カナダには2019年から5年いて、大学(BMBA)を卒業して、子どもも2人カナダで産まれて、 永住権の申請ライン目前まで行ったタイミングでの移動です。

「なんでわざわざ?」とよく聞かれるので、ここに書いておきます。

理由は1つじゃない

並列に効いた理由を、正直に並べるとこんな感じです。

  1. 生活コストがカナダはもう厳しかった — バンクーバーの家賃、食費、保育費。手取り100万でも残らない月があった。
  2. 永住権までの時間とコストが見合わなくなった — 制度変更が続いて、ゴールが動き続ける状態だった。
  3. メキシコの気候と空気感が、自分と家族に合いそうだった — 短期で何度か行って肌で確かめた。
  4. エストニア法人を作って、住む場所と稼ぐ場所を分離する設計に切り替えた — どこに住むかの自由度が上がった。

特に3と4が大きいです。

「変えられないものは、変えようとしない」

僕がいちばん大事にしてる考え方の1つに、これがあります。

自分が変えられないものを変えようとせずに、 既に自分が求めるものがある場所に移動する方がいい。

カナダの永住権制度は、僕が頑張ってもどうにもできない。 だったら、永住権がなくても生活と事業が成立する場所に行くほうが早い。 ラテラルシンキング(水平思考)と呼ぶ人もいるみたいですが、僕にとっては「ふつうの判断」です。

15歳でオーストラリアに留学したのも、25歳で全財産13万円で日本一周したのも、 カナダに行ったのも、メキシコに来たのも、根っこは全部同じ動きをしてる気がします。

メキシコに来てよかったこと

7ヶ月住んでみて、いまの実感を3つ。

  • 子どもが楽しそう — 上の子はスペイン語環境の学校に行ってるけど、思ったよりすぐ馴染んだ。
  • 生活コストが下がって、家族時間が増えた — 外食もタクシーも気軽。家族で出かける回数が倍になった。
  • 時差がカナダ時代より仕事に都合がよかった — 日本のクライアントとも、ヨーロッパ法人とも、時間がずれすぎない。

逆に「ここはきついな」もあるんですが、それはまた別の記事で書きます。

移住は「お金持ちの特権」じゃない

これは何度でも書きたいんですが、海外移住って「設計した人」の選択肢です。 全財産13万円で家族と日本一周してた人間が、6年でカナダ→メキシコ→エストニア法人にたどり着けてる。 お金がある順番じゃなくて、決めて動く順番で並んでるだけだと思ってます。

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